2011年4月17日日曜日

この先の斜め上

韓国サムスン電子、14億ドルで米シーゲートにHDD部門売却へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1575555&media_id=52

なんでHDDイラネなのかと考えるに、おそらくは「ローカルデータ」というものが過去のものになる日が来つつある、ということなのだろうと解釈。全てがクラウドになる日が来るのだと。
やっとコイル(時代)が暖まって(追い付いて)来たぜぇ、と、健康憂慮不漁中年は独り言つ。現在の私のモバイル環境は、そうした世界を志向して組み立てたものであるからだ。

という訳で、現況。3台持ちだと言ったら驚かれるかしら。組み合わせは以下の通り。左から順に…


1号:docomo SH-01B
2号:b-mobile IDEOS
3号:AiShuo MINIPAD

1号はネット関連の契約を全て切った通話専用機。i-modeのアドレスすら無い。SIMは今までと同じものを使うので、電話番号には変化無し。

2号は日本通信のAndroid端末「IDEOS」。香港製だが、日本の技適を取ってる偉い子。これにb-mobileの通信専用SIMを差してネット用に。

3号はいわゆる「中華パッド」、つまり中国製Androidタブレット。
8インチ感圧式TFT液晶、解像度800×600、Android2.2(Floyo)、CPUはCortex-A8 1.2GHz、RAM512MB、重量490g。GalaxyTabよりパワフルなのに、値段は半額。

それぞれの端末は、例えて言うなら1号がカッターナイフ、2号は小型十徳ナイフ、3号が大型マルチツールナイフ位の感じ。
docomo T-01Aで覚えたスマホ生活の、必要を増やして不要を削ったらこうなったのだが、どうしてこうなった。

この構成は、「電話はほとんど不要だが、常にネットにアプローチできないと死ぬ」というネットモンキー(私)に最適化した環境。すなわち猿の楽園。楽園の所以は
A:常に繋がる
B:状況に応じて可変
の2点。

Aのキモは2号。このIDEOS最大の特長はテザリング可能なこと。つまりポータブルWiFiルータとして使えるのだ。
3号のネット接続はWiFiのみ。それでは電車移動中等は使えない。しかしWiFiがダメなら3Gがある。「パンが無ければご飯を食べればいいのに」というマリー・アントワ.NET。
2号で3G波を掴まえて、3号を2号に繋げばネットに届く。b-mobileはdocomoのFOMA網を使うので、人口カバー率100%、地上に居る限り電波はある。フランス万歳!

そしてスマホ生活最大の敵、「バッテリー切れ=全滅」もこれで回避出来る。3号が死んでも、2号が倒れても、1号(電話)だけは独立残存する。

そしてBの「状況に合わせて可変」、その1はアドレスフリー。
3台持ちはいかにも大袈裟かもだが、「携帯電話」としてではなく、「自宅PC環境を小型化した」と見ればどうだ。場所や時間に縛られず、今ここにほぼ全てある、その自由。

状況に合わせて可変その2、ハードウェア。
どんなハードも陳腐化する。2号3号の現在のアドバンテージも不変ではない。
しかし良いものが出れば乗り換えるだけだ。2号3号は安価が売りだし、キャリアが無関係なので2年の縛りも無い。b-mobileはSIMに通信費("年間"29800円)だけチャージすれば、後は何も言わない。キャリアとの契約があるのは1号だけで、これは乗り換えの必要が薄い「ただの電話」だ。
さらに、外出時に「今日は1号だけ」や「2号と3号だけ」みたいなセレクトも出来る。

状況に合わせて可変その3、クラウド化。
WindowsMobile を使っていた頃から、極力ローカルデータを持たないようにしてきた。スマホ生活では携帯とPCにデータが分散しがちで、結局同期の手間が掛かる。それならオリジナルをクラウドに置いて、自分の居る場所に応じた手段でアクセスする方がスマートだ。
ローカルデータを持たない身軽さ、自由度の高さは、一度体験すると堪えられない。

機能的なメリットは以上の如し。そしてこれらは同時に金銭メリット、安さも生む。

ハードウェアコストは以下の通り。()内は月々の通信コスト。
1号:貰い物でタダ。(通話料のみ930円)
2号:23000円@オークション。ただし定価でも26800円から。
   (データ通信料年間29800円÷12=2483円の使い放題)
3号:22980円。(WiFiオンリーなのでタダ)

減った毎月のランニングコストは以下の通り。
パケット通信料5700円
プロバイダ料金等その他費用1000円
端末分割購入費1400円

月々6000円圧縮できたので、新規端末購入費、46000円は8ヶ月で回収できる。キャリアの縛りからも解かれ、パワフルで使い放題のモバイルライフ。猿は温泉で極楽気分。

ただし、何せ中心に据えたのが中華タブレット。サポート無し、情報無し、日本語取説も無し。上げ膳据え膳美人女将など、望むべくも無い秘境の湯ではある。
基本は自助自立。朝食?山菜取ってこい。夕食?ヤマメ釣ってこいのワイルド自炊。でも平気。猿だから。

それに言うほど酷いもんでもない。キャリア純正が三つ星ホテルなら、素泊まりOKの安宿程度。必要なものはちゃんと揃ってるし、変な緊張感とも無縁で気安い。
68K Mac使ってた人なら、むしろ馴染むんじゃ?って感じ。

ともあれ、安くて速くて、自由で快適。みんなキャリアにバイバイして、全てがクラウドな世界へ来るがいいさ。
「時代の先を行ってるでしょ?」と知り合いに言ったら、「ナナメ上じゃね?」と言われた。それてる!逸れてるよ!否めないケド!

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